外貨預金とは、その名の通り、ドル、ユーロ等の日本円以外の通貨での預金をいいます。
外貨預金は、様々な銀行で扱っていますので、大手銀行ならば、どの銀行でも預け入れることが可能です。
外貨預金を行うには、まず、どの通貨で預け入れるかを決めなければいけません。
主要なところではドル・ユーロ・ポンド・オーストラリアドル等の通貨があります。
外貨預金からの収益をあげる方法は、大きく下記の2つになります。
- 為替変動による収益
- 利息収入
まずは、為替変動による収益を説明します。例えば、ドル建ての預金を行う場合、ドルと円とを交換するための為替レートは日々変動します。そのため、たまたま、ドルが安い時期に外貨預金を行い、ドルが高くなった時期に外貨預金を解約すれば、それだけで利益が得られるのです。
また、外貨預金は預金の一種ですから、当然利息を受け取ることができます。外貨預金の利息は、原則として、預け入れ通貨の利息水準に基づいて利率が決定されます。
現状においては、円が一番利息水準が低いため、どの外貨預金でも、普通の預金よりは高い利回りが得られます。
一方で、外貨預金をする上では、為替変動による損失には注意しなければいけません。為替レートの変動具合によっては、元本割れする可能性もあります。
また、外貨預金は原則として預金保険の対象外となりますので、銀行が潰れた場合にはお金は戻ってこない可能性があります。
項目 | レーティング | 説明 |
---|---|---|
安定性 | ★★★ | 為替レートは常に変動するためリスクはそこそこありますが、投資額以上の損をすることはありません。 |
収益性 | ★★★ | 為替レートが円安になれば、ある程度利益を得られる可能性があります。 |
流動性 | ★★ | 主流の外貨定期預金の場合、原則として満期がくるまでは換金できません。 |