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金利変動リスクとは

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金利変動リスクとは、金利水準が変動することにより、価格が変化するリスクのことをいいます。

この金利変動リスクの影響を大きく受けるのは、国債・社債等の債券や定期預金等の、いわゆる利息が固定されている金融商品になります。


例えば、利回りが1.5%の10年国債(厳密には固定利付債)を100万円分購入した場合を考えてみましょう。

1年経過した時点で、突然市場金利があがって、3.0%になったとしましょう。

このときに、この国債を売却しようとすると、いくらで売却できるでしょうか?

残念ながら、この場合には、100万円では売却できず、いくらか安い値段で売却せざるを得なくなってしまいます。


理由は、詳しくは書きませんが、大ざっぱに説明すると以下のようになります。

1年経過した時点では、市場金利は3.0%なのですから、その時点では、利回り3.0%の10年国債を100万円で買えるわけです。

このような状況で、利回り1.5%と決まっている国債をあなたは、100万円で購入するでしょうか?

当然、しないですよね?だって、もっと利回りのいい国債が100万円で販売されているんですから。


このように、利息が固定されている金融商品を購入する際には、金利変動リスクを負うことになるのです。


ちなみに、逆に、市場金利が下がって、例えば、10年国債の利回りが0.5%に下がったとすれば、国債の価値は上がります。

金利変動リスクも、悪い方向だけでなく、良い方向に変化することもあるんどえす。


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